今は昔……
どこで撮影したのか全く思い出せないところもあります。ネガケースに書かれた撮影駅名を頼りに、地図を見ながら探してみました。
せっかく見つけても、藪に覆われて入っていくこともできない場所、住宅が建て混み、樹木が繁り、視界が効かなくなってしまったところもあります。
幸いなるかな、全く同じ場所に立つことができることも、そういうときは嬉しいですね。
“ほぼ同じ場所”に立つことができた、「高校生のぼくが立った同じ場所に今立っている」 なんだかじーんときます、感無量です。
この半世紀、オレは一体何をやって来たのか? 自問自答しながら立っていることもありました。
やってみるといろいろと面白いことが見つかります。 いつもそうですが、「現場に立つ」ことがいかに大切か、そして面白いか、と実感しました。
一年一年の変化では気づかなかったことも、半世紀前の写真と見比べるとよく分かることもありました。
Discovered JAPAN ・ カバーされていた仮面をはがしてみると… 見えてくるものをご覧下さい。